2桁×1桁の掛け算の筆算。
手をつかわないように。
くりあがりの足し算は、毎日計算カードをつかってもう完璧だから。
一の位の繰り上がりをおぼえていれば暗算はできるよ。
繰り上がりを忘れてしまったら。
何度でも一の位の掛け算に戻ってやればいい。
そのうち慣れてすぐできるようになる。
今は時間をかけてもいいから。
とにかく頭のなかで計算するように。
そう釘を差しました。
見直しをしたら全問正解。
暗算に慣れない初期に、ミスがないのはおかしい。
「手をつかったでしょ?」
次女はつかったと認めました。
翌日は隣について一緒にやりました。
掛け算の筆算にとりかかる前に。
2桁+1桁の足し算の問題を書いて、答えさせる。
次は口頭で問題をだして答えさせる。
そこからやっと公文の問題にはいりました。
3枚目くらいから涙をこぼしました。
しんどいとのこと。
慣れるまで5枚から1枚減らすことにしました。
進度を先に進めることより。
暗算力を身につけることのほうが大切ですから。
公文の教室では繰り上がりをかいていいといわれたようですが、自宅では禁止しました。
厳しいかもしれませんが、ふんばりどころです。
暗算ができる下地はつくってありますから。
算数壊滅な母は暗算できません。
恥ずかしながら高校数学まで繰り上がりの足し算は手をつかう、2桁×1桁のような簡単な掛け算でも筆算を書いてしまいます。
これは致命的です。
自分の苦い経験から、子供には低学年のうちから手をつかうことは禁止しようと思いました。
しかし、自分は子供の勉強をみるときは電卓必須です。
「ママばかりずるい」
長女から不満がでたときもありました。
「じゃあママもこれから一緒に計算の勉強するよ。一緒に同じ大学いこうね」
お母さんと一緒に大学なんて通いたくありませんよね。
しかも母の熱心さならやりかねないと思ったのでしょう。
「。。。わかった。つかっていいよ」
そこから一切不平はいわなくなりました。