ゆるい教育ママの育児日記

中3と小4の娘をもつアラフィフのお母さんです。主に家庭学習の記録、日々思ったことを書いていきたいです。

2月の勝者を読んで~高校受験にいかせること~

2月の勝者を1~10巻まで読みました。

都内の中学受験の熾烈さがよくわかりました。

また子どもたちの意識の高さ!

あんなに勉強する力、長女にはありません。

現在の学習時間は1時間。

春休みに読書の時間をふやしただけで、むくれた長女。

大学受験では都内や関西の子どもたちとも同じ土俵にたたなければいけません。

もう全く勝てる気がしません。。。。

しかも近ごろは都内は新設の大学を禁止したことから、ますます名のある大学の偏差値があがったと聞きます。

中高一貫校で先取りして、高校2年生からひたすら演習を積むんですから、高校受験がピークである地方がかなうわけがありません。

現在住んでいる地域の二番手の高校の生徒のほとんどが地元の大学の進学しかできない、厳しい現状がよくわかります。

母が若かりし頃ですが、会話の端々に中学受験からの開成出であることを口にしていた男性がいました。

都内の中学受験の内情など知らない母は聞き流していましたが、今振り返るとすごい人なんだな、と思います。

まずご両親がしっかりしていること。

中流家庭以上でなければ開成はいけませんね。

しかしその男性は開成出を強調するばかりで大学の名前は一切でてこなかったので、きっと2月の勝者いわく深海魚になってしまったんだな、と予想しています。

ご縁がなかった男性なのであくまで予想ですが(笑)

母は、たとえ深海魚になっても、開成にはいれたことは素晴らしいことで、地頭はよかったんだと思います。

長女ならば低学年のうちからどんなに勉強漬けにしても御三家にはいることも、塾の模試すら受けることもできないでしょう。

 

また、都内の中学受験は偏差値だけではない各中学校の方針の豊富さがいいな、と思いました。

自由な校風だったり、ITに力をいれていたり。。。

地方の私立中学なんて、先取りしているか、大学がエスカレーター式でいけるぐらいしか特色ありませんから。

 

それとやはり塾の演習量の多さはあなどれないな、と思いました。

市販の問題集では限界があります。

高校受験とはいっても、トップ高を目指すならば、大手進学塾にはいって、多くの問題をこなしていく必要があると思いました。

理想では夏までに全教科終わらせて、二学期から各科目の演習、それから過去問。

しかし過去問に早くに手をつけすぎるのは、真の実力を知る機会をうばうことになるので、ある程度合格の圏内にはいってから着手すべきだな、と思いました。

二番手以降の高校であれば、個別塾かプロの家庭教師にたのんで、問題の取捨選択をしてもらうほうが効率がいいな、とも思いました。

正解率20%の問題は無理してやらない、正解率40%の問題は必ず解けるようにする・・・このような問題の選別です。

昔、この取捨選択をお母様がして、お子さまを偏差値60の高校に合格させた方のブログがありましたが、母にはとてもできる気がしませんでした。

3番手以降の高校であれば、今のようにこつこつ学習習慣をつけて基礎ができていたら、家庭学習のみで突破できると思います。

 

最後になりますが、都内であったら中学受験をさせたか、ですが。

迷いつつもやはりさせなかったと思います。

まず長女はまだ中学受験の算数を理解する頭ができあがっていないと思います。

長女の勤勉さ、学年代表者に選ばれる教師受け、学級委員に推薦されるリーダーシップにかけて高校受験を選んだことでしょう。