ゆるい教育ママの育児日記

中3と小4の娘をもつアラフィフのお母さんです。主に家庭学習の記録、日々思ったことを書いていきたいです。

小3次女 茨の道

長女が私立高校のパンフレットを持ってきました。

 

その高校はGMARCH群の一校の大学と提携を組んでいて。

一クラスのコースまるごと指定校推薦の道が約束されています。

学部もたくさんあるので、クラス内の学力別に決まっていくのでは、と予測されます。

しかし、共通テストで全国の受験生と戦わなければいけない現実より、クラス内の学力争いのほうがはるかに楽です。

 

ママ友がトップ校に落ちて、その私立高校に特待生で進学し、高校は一銭もかからずGMARCHの大学を卒業しています。

彼女は聡明さがあふれているママです。

噂では幼稚園からエスカレーターの寄付金を多額にしている子しかいい推薦はまわされないと聞いたことがありますが。

学力がきちんとあれば、高校編入組でも推薦の道は開かれると思いました。

 

次女はその私立高校がいいのではないかと、近頃思います。

 

主人は嫌がります。

高校受験で大学を決めて、学部も限られていてよくない、と。

 

やりたいことより、結局は偏差値で大学を選ぶんです。

たった18年しか生きていなくて、普通の子はやりたいことなんてみつからないんですよ。

ママ友は大人になって、アロマの仕事について、アロマの効能を学ぶうちに、医学の道に興味がでて。

医学部にいきたかったと嘆いていました。

 

そんなものだと思います。

 

だから、本人の強い動機がないかぎり、大学は少しでも偏差値の高い大学についたほうがいいんです。

もちろん子供が「◯◯になりたいから◯◯大学の◯◯学部にいきたい」と明確な志があったならOKします。

専門学校でも強い希望があるなら快くゴーサインだします。

 

さいわい地方なので、中学受験しなくても高校受験から、私立高校にはいれます。

ママ友のように公立中でトップ校に受かる実力をつけて。

特待生でGMARCH大量推薦枠がある私立高校に進学。

母の構想はこれです。

 

公立高校のカリュキュラムのしんどさに次女が耐えられるだろうか、と思うからです。

 

長女の中学校での三者面談で担任の先生が。

進学校は進度が本当に早い。それで登校拒否になる子もいる。だからギリギリではいることをオススメしない」とおっしゃってました。

ママ友からも、登校拒否の原因に2番手校は友達関係、トップ校は学力不振からと聞いています。

 

だったら先取りすればいいのでは、と思うかもしれませんが。

先取りはそんなに簡単なものではありません。

 

幼いうちから始めようとしたら、確実に地頭が必要です。

我が娘は凡人です。

 

次女は公文算数を年中から始めましたが。

長女は小1の冬から。

なのに、結局進みは同じぐらいです。

 

今ここで次女に大量にやらせたところで、Hの連立方程式、Jの高校数学で壁にあたるでしょう。

 

15歳で17歳の勉強ができるより。

5歳で7歳の勉強ができるほうがIQが高いようです。

 

なので、凡人な娘たちに幼いうちから過度な先取りを、母はしたくありません。

実際長女は算数に関していえば、小4までは一学期先、小5からは1日1ページで一学期先にこだわらず、中2から時間がゆるすかぎり無制限に、とペースをかえていて成功していると思います。

 

本人に強い遂行力がなければ、高校の速いカリキュラムについていけません。

長女はできると思います。

担任の先生からも「長女さんのようにコツコツ頑張れる子は進学校でも大丈夫」

といわれています。

 

ゴロゴロしていることが至福の喜びな次女に、その遂行力を感じられないんですよ。。。。

 

ただ、次女は。

「お姉ちゃんと同じ高校にいって、みんなからすごいっていわれたい」

といっています。

 

へー茨の道へ進むのかい?

と母は思いました。

 

さて、母がトップ校でも大丈夫と思える頑張りを、中学生になったとき次女はみせてくれるでしょうか。

学年順位10位以内にはいれなければ、母は私立高校への根回しをしていきます。

 

ちなみに私立高校なんですが。

親は私立高校の手厚さに心動かされるようですが。

子どものほうがトップ校へのネームバリューをとるようです。

 

長女にもGMARCH大量推薦のある私立高校があることを教えたのですが。

1ミリも心動きませんでした。