前回のブログを書いていて、思い出したことがあります。
母が20歳のときだったでしょうか。
友人の同級生はとても綺麗な女性だったようです。
そのため恋人をとっかえひっかえしていたとのこと。
そのなかの一人の男性が、ふられしてしまったことの痛手で自殺をしてしまいました。
それを自殺をしてしまった男性のお母様が、友人の同級生を「あなたのせいだ」となじって責めたようです。
そのため、その同級生も自殺して、命を絶ってしまいました。
「とても綺麗な子だったのに。。。。」
とやりきれなさに神妙な顔をしてお話してくれた友人が心に残っています。
大切なご子息を、軽はずみな女の子の行動で失ってしまったお母様の断腸の思いはよくわかります。
しかし。
どうしてその男性は、ふられてしまったときに。
他に目をむけるようにできなかったのか、と母は思います。
世の中にはどうにもならないことがあります。
というか、世の中は不平等で、どうにもならないことだらけ。
学生時代というのは、かなり不平等が少ないと思います。
たとえば内申が悪くて望む高校にいけなかったとしても。
大学受験では共通テストがあります。
これは数字のみで、不平等が一切ありません。
しかしです。
就職活動では、徐々に不平等の芽がでてきますね。
美人が一番の資格だ、と揶揄される言葉があります。
どうにもならない事実に直面したとき。
なんとか打開する人になってほしいと思います。