母はパート先の女の子に、
「〇〇さんみたいなお母さん、私いやだ」
といわれて、ひどく落ち込んだことがあります。
彼女のお母さんは、とにかく甘かったようです。
ほとんど怒られたことがないよう。
勉強ができなくても、怒られることがなかった。
母とは真逆の子育てですね。
そんな彼女の学歴はいわゆるFラン大学で、就職先もいわゆるブラック会社です。
はい、母のパート先は、いわゆるブラックで知られる企業です。
(パート先はそれほどでもないので母は勤めていられます。社員だったらはいりません)
しかしです。
彼女は友達も多くて、学校生活を最大限に謳歌していた。
ブラックな職場でも、持ち前のコミュニケーション能力の高さと、偏差値でははかれない要領のよさでそつなく仕事をこなして、上司に好かれている。
今現在もたくさんの友達に囲まれて、毎日忙しく楽しく過ごしている。
そんな長女とは正反対な、のびのび育てられた彼女をみていると。
とくに勉強ができなかった長女に、泣かせてまで教え込んできたことは。
本当に長女にとってよいことだったのか。
と思ったりします。
でも。
軌道修正はしません。
親子で大変な努力をして、ここまでなんとかもちあげてきました。
今更変更はしません。
やはり、勉強はできるにこしたことはありません。
長女よ、そういう価値観の母親のもとに生まれたことに観念してね。
でもやっぱり。
彼女をみていると、長女に対して。
「こんな口うるさい教育ママでごめんね」
と激しく懺悔してしまうときがあります。。