ゆるい教育ママの育児日記

中3と小4の娘をもつアラフィフのお母さんです。主に家庭学習の記録、日々思ったことを書いていきたいです。

分野別過去問と全国高校入試問題正解(電話帳)

近ごろよく載せる、黄色の表紙の高校入試過去問について、言葉が足りなかったと思って。

改めて詳しく説明しようと思いました。

 

旺文社から2冊でています。

まずは、全国高校入試問題正解。。。通称電帳といいます。

 

字も小さくて、分厚い。

まさに電話帳です。

 

たとえばこちら。

2023年に行われた各都道府県の公立高校、国立、難関私立の入試問題が、科目別に売られています。

(年度によって色がかわります。2024年度版がみつけられまんでした)

 

次に、分野別過去問。

科目別に単元ごと、過去3年分の高校受験の入試問題がのっています。

(難関私立はないような気がします。長女がわからないと騒がないので。ぱらっとめくった感じではありません)

上記の問題集と比べて薄いです。

最初母は二冊で一セットだと思っていました(汗)

電話帳。。。。問題

分野別。。。。解説

 

さて、この二冊の取り組み方を、母なりの独自の見解を述べたいと思います。

 

まず、よくいわれるのが。

英数。。。。積み重ね型

国。。。。ミックス

理社。。。。独立型

といわれています。

 

電話帳を全教科やろうとしないでください。

時間がかかりすぎます。

3年生は、入試に間に合うように先取り学習、内申点を確保するための定期テスト勉強があるからです。

 

電話帳は、苦手な科目だけ。

それも積み重ね型教科の英数とミックスの国語が最適だと思います。

 

あたりまえですが、積み重ね教科は入試問題は中1〜3年の総合問題になるからです。 

とくに英語ですが、この電話帳の総合問題の豊富さは、塾なしには心強い味方だと思いました。

市販の問題集は、英文法ごとの問題が多いからです。

 

英数国のうち得意科目であれば、弱い単元だけ、分野別で補強すればいいです。 長女の場合は数学は分野別にしました。

 

そして、電話帳に取り組む時期ですが、中3の夏までにはスタートしたいです。

 

夏休みにスタートできなければ、電話帳はやらないほうがいいと思いました。

 

中3二学期は大切なテストが目白おしです。

あっという間に過ぎていきます。

気づいたら12月です。

 

12月になってしまったら、市販のもっと絞った入試用問題集をやっほうがいいです。 

そして、冬休みからは在住都道府県の過去問です。

五教科あるので、時間はかなりかかると思います。

 

とても電話帳をする時間はありません。

 

電話帳は中3夏休みまでにスタート。

できなければ触れない、です。

 

長女は国語と英語を電話帳にします。

国語の現代文は、中2冬休み明けにスタートしました。

英語は中3夏休み前に取り組めるように、今は必死に先取りしています。

 

そして、独立型の理社は、分野別で苦手な単元だけやったらいいです。

ほぼ総合問題はないからです。

たとえば天気の問題だけで、15ページもあってちゃんとやれば力がつきます。

また、時期は問いません。

早ければ中1.2年の学校で習ったあとすぐ取り組むこともできます。

しかし、そんなにはやく入試問題にとりかからなくてもいいと思います。

理社は独立型のため、やっても忘れてしまうからです。

問題は貴重ですから。

在住県の過去問を解いて、苦手な単元があったら取り組むのもよいです。

 

これらの問題集ですが、共通していえることは初見で8割とれないなら中断して、基礎の問題集に戻ったほうがいいです。

 

難は易をかねません。  

出来ない問題を延々と解いても、時間は虚しく過ぎていきます。

思い切って立ち止まって、戻りましょう。

そのほうが遠回りにみえて近道なんです。

 

長女は三平方の定理の応用ができなくて、中断しました。

 

これで、旺文社高校受験の過去問取り扱い方を終えます。

あくまで母独自の見解であることをご了承のうえ、参考にしてください。