長女さんの小学生のときの漢字の学習法を知りたいです
というコメントをいただきました。
長女小4時のブログまでさかのぼってご覧いただいたようで。
こんな拙いブログにお時間をさいていただいたこと、大変恐縮です。
長くなりそうなので、ブログの記事にするとお返事させていただきました。
漢字は確実にとれる得点源として。
教育ママになった日から、重要視しています。
小学生のときは、とにかく軸は教科書レベルを完璧にする、です。
なぜ教科書レベルにこだわるかといえば。
偶然みかけた国立大出身者のブログで、国立大に受かるには教科書をきわめろ、とおっしゃっていたからです。
小学校低学年時の長女は学校で習ったことが全く身につかいない状態だったので。
教科書を極めれば、我が娘でも地元国立大にいけるかもしれない!?という願望をこめて始めました。
①学校で使っている漢字ドリルを最初に使いました。
宿題の書き取りである程度おぼえた時点で、漢字ドリルの書きと読み両方テストします。
読みは20問一気にすべて。
書きは10問ずつ2回にわけます。
書きも最初は20問一気にやっていたのですが、間違いが多すぎて泣いてしまうので2回にわけました。
不正解の漢字は必ず熟語や訓読みにして、3回書かせます。
今でもよく覚えているのは、「35文字も書かなきゃいけない」
とポロポロ泣きだしたことです。
しかし、どんなに泣こうがわめこうがやらせました。
間違い直しをしないなら、やらないほうがいいです。
やった時間を無駄にしないための間違い直しです。
そして、翌日も間違った漢字を書かせて正解なら終わり。
不正解の場合はまた3回書かせて、正解するまで延々と繰り返しました。
小学生の間は必ず、母がチェックしました。
子供は甘いからです。
過保護と思わなくても大丈夫です。
中学生になれば1点がおしくなるので、親以上に厳しくなります。
「間違ってるのに〇つけてるよ」と反対に指摘されるようになります。
その時手放せばいいです。
小学生の時は一分でも早く終らせて遊びたいので、親の間違いを指摘することはまずありません。
②漢字ドリルのまとめ問題をローラー方式で不正解をつぶしました。
学校でやってきてしまうときがあるので
早めにコピーをとって、家でもやります。
①の漢字ドリルのように、不正解の問題は翌日やります。正解するまで続けます。
そして全ページ終わったらまた最初のページに戻って、同じことを行います。
不正解の問題を延々と周回することになります。
以下この作業をローラー方式といいます。
5周ぐらいして不正解がなくなります。
一気に終らせてはダメです。
間違い直しが多くなって子どもの負担が大きくなって拒絶反応をおこしますを。
10問くらいを目安に小出しにします。
忘れた頃にやるのがコツです。
ここまでやったら、学期ごとの漢字テストは合格点をとれるはずです。
漢字テストの間違い直しも、100問あれば毎日20問ずつ不正解の漢字を書かせてチェックしました。
とにかく1日にたくさんはやらせず、少量を長くやることです。
これをすると子どもの負担もへるし、本当にできているかのチェックもできて一石二鳥です。
間違い直しが少ない日があっても、増やしてはだめです。
「今日は1問だけだね。明日もがんばろうね」と特別な日をつくってあげてください。
②長期休み(夏休み、冬休み、春休み)ごとに学校で配られる練習帳の漢字も、ローラー方式で不正解をなくしました。
③5年生になったら、ちびむすドリルで2年生〜6年生の漢字をローラー方式でつぶしました。
https://happylilac.net/sy-k2test.html
1枚を2回にわけてやりました。
6年生の漢字が終わったら、2年生の漢字に戻ったので、不正解を完全につぶすのに2年かかりました。
ちびむすドリルは毎日やりました。
量は少なく、しかし毎日必ず続けることが大事です。
ここまでやったので、中学生になって初めて受けた県内模試の国語の漢字は満点でした。
改めて文字にすると、よくやれたなあ、と思います。
姉妹が5歳差であったことも大きいです。
次女が幼稚園のときは、長女より早く帰ってきたので、長女が帰って来る前に次女の公文の宿題を終らせていました。
2月の勝者に母親の狂気というフレーズがありましたが、狂気というより執念でした。