長女と一緒に勉強をして、自分の子供の頃とは違うな、と思いました。
日本の最北端は、択捉島までと学習します。
母が中学生のときには公民で少し北方領土のことをかじったぐらいで、入試にでたりはしませんでした。
今ではもう5年生で、しかも社会できちんと領土の学習をして、また問題にでます。
北方領土に関しては、浅田次郎の終わらざる夏を読んで、初めて深く知りました。
とてもわかりやすく、またラストでは大号泣でした。
千島列島に残っていた占守島の女学生や兵士、また終戦後の死闘が涙なしでは読めません。
どれも涙腺が崩壊しますね。
領土問題をきちんと小学生のときに学ぶことは大切だと思います。
私は大人になって知りました。
それは日本人としておかしいです。
なんのために社会の授業があるのでしょうか。
だいたい太平洋戦争についてろくに勉強しないのが、私は許せないですね。
祖国を思って命をおとした兵士たちのことを考えると悲しくなります。
近隣諸国との諸事情もあるとは思いますが、そこは本当は公平な視点で一番時間をさいて勉強してほしい時代です。